セラミックタイルの防滑(滑り止め)処理

セラミックタイルの防滑(滑り止め)処理

セラミックタイルの防滑(滑り止め)処理

防滑処理工事(ボウカツショリコウジ)セラミックタイルの防滑処理を行いました。

防滑とは、滑り易い床面を薬剤でわざと荒らして摩擦率を上げる処理です。
こちらの施工について、厚生労働省から安全基準の指針が出ています。その数値のことを「摩擦係数」といいます。

転倒事故防止の為に国が出した数値なので、スーパーや百貨店で転倒事故が発生した際。
施設管理者の安全責任基準として床面の摩擦係数が決め手となります。

補償交渉の決め手となる数値になりますので、事業者の皆様には知ってもらいたい情報です。
転倒事故の判決事例では、補修費用が数千万になる事例も発生してます。

被害者の方が滑り易い靴を履いたとしても摩擦係数が0.2未満と分かれば施設管理者の責任となります。
防滑処理のお勧め理由としては大規模な工事を必要としない事です。既存の床を防滑仕様にする事で、休業する事なく摩擦係数を上げます。

石材や磁器質タイルが適した床材ですが、鏡面仕上げの床材は表面の質感が変わってしまう為、コーティングなどで質感をある程度戻す必要があります。

画像はセラミックタイルの床面です。

セラミックタイルの防滑(滑り止め)処理|施工前
セラミックタイルの防滑(滑り止め)処理|施工前
セラミックタイルの防滑(滑り止め)処理|施工後
セラミックタイルの防滑(滑り止め)処理|施工後
セラミックタイルの防滑(滑り止め)処理|施工前
セラミックタイルの防滑(滑り止め)処理|施工前
セラミックタイルの防滑(滑り止め)処理|施工中
セラミックタイルの防滑(滑り止め)処理|施工中
セラミックタイルの防滑(滑り止め)処理|施工後
セラミックタイルの防滑(滑り止め)処理|施工後

作業担当者からひとこと

画像では分かりにくいのですが、防滑処理する前に薬品洗浄で汚れをほぼ完全除去してから防滑用の薬剤を塗布して行きます。
薬剤の希釈率や変色した時の補修方法などが難しいポイントです。
防滑のご相談は当協会まで。厚生労働省からのお知らせはこちら



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